横浜は港町で、港町というのは入ってくるだけじゃなく外に出すっていう機能もあって、横浜を中心に世界を見ていこうという考え方を持っています。
世界と言ってもそんなに簡単に行けるものではなく、世界には美味しく、上手く握る外国人の寿司シェフが沢山います。その人は英語が喋れます。そこに技術で勝たなきゃいけない。店舗運営でも勝たなきゃいけない。かつ語学力。語学力がないとお客さんへのエンターテイメントができないのでそこをしっかりと一緒に醸成して、成長していってタイミング見たら行こうと。
港町横浜から寿司とか魚とか、食文化を醸成させながら世界に発信できるような会社になっていきたいと思っています。
寿司屋職人っていうと美味しい寿司を作る人という以外に、文化とかいろんな関係性を作り出すものということを考えていて、いわゆる耳ヘンの「職人」ではなくて、縦と横の糸が織り成すものという「織人」という言葉を使っています。
今の問題点っていうのは寿司業界に入るという、ハードルが高すぎる。なんか大変そうだとか、修行をしなきゃいけないとか。それが足かせになってこの業界に入れないというのをなくしたい。
90日間で寿司を握らせる。握ってもらうっていうプログラムを作ろうということで、寿司屋職人になりやすいようにまずハードルを低くしましょう。そこから色んなレベルによってちゃんと分けていきましょう。ということをやっています。
人と人の最大のコミュニケーションっていうのは笑顔だと思っているので、それができている会社だと思っています。当社の一番特徴は、水産会社がやっている飲食会社で、この規模でやっているところは他にはなく、流通から飲食業まで一気通貫できる。
特にマグロ。マグロは世界を見ると一番のキラーコンテンツになってくるのでマグロを中心に一気通貫でやっている会社は他にはない。それが我々の強みです。
今回転寿司という業態がメインですが、いろんな業態を作り、お客さんに美味しい魚を届けていって、笑顔でコミュニケーションできる場を作っていく。
そんなようなことを考えるならば、やはりある程度の規模というのはもっと必要なってくると思うので、店舗を増やす業態を増やす、そういったことを考えています。
一番は人だと思っています。現状、今サスティナブル(持続可能性)を考えると、魚が将来的にあるかはわからないんですけども、人だけは絶対我々のチームに参加してもらって、一緒に成長してもらって、技術も高め合って、そういった仲間が増えていかないと、店舗を増やすとか、世界に出ていこうというのはなかなか難しいと思っています。
そういった中ではどんどん我々の思いとか、方向性とか、共感できる仲間を増やしていって一緒になって成長していく。そのようなことを考えてやっていきたいですね。
やっぱり自分自身を高めていきたいとか、何か成し得たいとかそういった人って、すごく重要かなと思っています。美味しいって人の感情の中で最大級と思っていて、それを伝えることによって、すごく返ってくるじゃないですか。
これっていうのを本当に味わいたいとか、もっと世界に出ていきたいとか、日本のことをもっと知ってみたいとか、文化を作って、知って、醸し出して、発信したい人。そんな人をすごく求めたいと思ってます。
ぜひ我々のチーム、我々ファミリーに参加してもらって、笑顔で、前を向いて世界を見て。だけど、横浜を、地方を大事にして、自分の生まれ故郷も大事にして、肩組んで、世界に乗り出す。一緒に行こうぜって言いたいですね。